白神山地の伏流水を仕込み水に
清らかな水が生み出す地酒
「白神」の酒造りでは、白神山地の伏流水が用いられています。酒造りにおいて水は、米とともに酒の個性を左右する重要な素材です。白神山地の自然から生まれた水を仕込みに使うことで、その土地ならではの風土を感じられる日本酒に仕上げています。
白神山地の自然を酒という形で表現したいという思いが、「白神」の酒造りの根底にあります。単に地元の水を使用するだけでなく、白神山地の自然そのものを酒に込めることを大切にしているのが特徴です。
自然の乳酸菌を利用する山廃仕込み
昔ながらの酒造りへのこだわり
「白神」の大きな特徴が、山廃仕込みによって造られていることです。山廃仕込みは、酒造りの工程で自然の乳酸菌の力を借りながら酒母を育てる伝統的な製法です。
白神酒造では、白神山地の自然をお酒で表現したいという考えから、自然酒の象徴ともいえる山廃仕込みにこだわっています。自然の力を取り入れながらじっくりと酒を育てることで、「白神」ならではの個性につながっています。
山廃仕込みならではの個性的な香り
山廃仕込みによって生まれる「白神」は、ややスパイシーな香りを感じさせるのが特徴です。華やかさだけを前面に出したタイプとは異なり、落ち着きと個性を備えた香りが楽しめます。
深みのあるしっかりとした旨口
力強さと奥行きを感じる味わい
味わいは、深みがありながら、しっかりとした旨口に仕上がっています。口に含むと米の旨味を感じさせる豊かな味わいが広がり、山廃仕込みらしい力強さと奥行きを楽しめます。
白神山地の自然を思わせるような、素朴でありながら存在感のある味わいも「白神」の魅力です。香りから味わいまで、自然の力をいかした酒造りへのこだわりが感じられる一本です。
明治時代から続く白神酒造
東目屋地区に残る老舗の蔵元
「白神」を造る白神酒造は、創業年こそ明らかになっていないものの、明治時代から続く老舗の蔵元です。長い歴史のなかで受け継がれてきた酒造りと、白神山地の自然環境を組み合わせながら、地域に根ざした日本酒を造り続けています。
蔵がある東目屋地区は、弘前市のなかでも白神山地の自然を身近に感じられる地域です。豊かな山々に囲まれた土地で、自然の恵みを生かした酒造りが行われています。
白神山地の風土を味わう地酒
日本酒「白神」は、白神山地の伏流水、自然の乳酸菌を利用した山廃仕込み、そして東目屋地区の豊かな自然環境を背景に生まれた地酒です。
ややスパイシーな香りと、深みのあるしっかりとした旨口の味わいは、山廃仕込みならではの個性を感じさせます。白神山地の自然をお酒で表現したいという蔵元の思いも込められており、青森の風土や伝統的な酒造りに触れたい方にも注目してほしい日本酒です。