「気になるリンゴ」の正体は、青森リンゴ「ふじ」を丸ご1個を包んで焼き上げた贅沢なアップルパイ。リンゴを切って、柔らかくシロップ煮にして入れるのではなく、そのまま丸ごとシロップに漬け込んでパイ生地で包み込んで、時間をかけて焼き上げた。生のリンゴかと思うほどのシャキシャキ食感が何とも言えず爽やかな一品だ。リンゴを煮詰めずにそのまま使用しているためシャキッとした歯ごたえがある。芯をくり抜いたリンゴを皮ごと特製シロップに一ヶ月以上漬込んでいる。くり抜いた芯の部分には、特製のリンゴペーストが詰まっていてしっとりした仕上がり。外側のパイ生地は何層にも重ねて薄く伸ばし、一つ一つ手作業で丁寧に包んでいる。かなり薄くリンゴの食感を邪魔しない。パイ皮の香ばしいバターの風味が、甘酸っぱいリンゴのうまみを引き立てている。1884年(明治17年)に和菓子屋として創業して、東北にて洋菓子店「ラグノオ」を展開する菓子製造会社「ラグノオささき」が作る、2002年に第24回 全国菓子大博覧会(熊本)「金賞」受賞の人気商品。