岩木山麓で育つ「嶽きみ」
「嶽きみ」は、弘前市西部に位置する岩木山の山麓、標高約450mの嶽高原で栽培・収穫されるブランドとうもろこしです。「きみ」とは津軽弁でとうもろこしを意味し、産地の「嶽」と組み合わせて「嶽きみ」と呼ばれています。
嶽高原は昼夜の寒暖差が大きく、とうもろこしの栽培に適した環境が整っています。こうした厳しい寒暖差によって、プリプリとした粒の食感と、糖度18度以上ともいわれる強い甘みが生まれます。
そのまま味わうだけでも魅力的な嶽きみですが、ロールケーキにすることで、とうもろこしの甘みや香りを洋菓子として楽しめるようになっています。
スポンジにも嶽きみをたっぷり使用
嶽きみロールケーキの大きな特徴は、スポンジ、クリーム、ババロアというケーキのさまざまな部分に嶽きみを使用していることです。
スポンジには嶽きみを粉末にしたものを米粉と一緒に練り込み、しっとりとした生地に仕上げています。米粉を使ったスポンジは、ふんわり感の中にほどよいもちもち感があり、一般的なロールケーキとは異なる食感を楽しめます。
クリームとババロアにも嶽きみの風味
スポンジだけでなく、巻き込まれたクリームにも嶽きみが加えられています。さらにロールケーキの中央にはババロアが入っており、食べ進めるにつれて異なる食感が楽しめる仕立てです。
しっとりもちもちとしたスポンジ、なめらかなクリーム、そして中央のやわらかなババロアが重なり、ひと口の中で豊かな味わいを感じられます。
自然な甘さを生かしたやさしい味わい
嶽きみロールケーキは、甘さを強くするのではなく、嶽きみが持つ自然な甘みと香りを引き立てるように仕上げられているのが魅力です。
とうもろこし特有の甘い香りがほんのりと広がり、クリームやババロアと調和します。甘さ控えめのため、食後のデザートやティータイムにも合わせやすく、幅広い世代で楽しみやすいスイーツです。
弘前・岩木山ならではのご当地スイーツ
嶽きみロールケーキは、岩木山麓の自然が育んだブランドとうもろこしを、洋菓子という形で楽しめる一品です。嶽きみの自然な甘さ、米粉を使ったもちもちとしたスポンジ、クリームとババロアのなめらかな食感が重なり、素材の魅力を存分に味わえます。
弘前や岩木山周辺を訪れた際には、嶽きみそのものだけでなく、こうしたスイーツを通して地域の味を楽しむのもおすすめです。青森ならではの農産物と菓子文化を組み合わせた、個性豊かなロールケーキです。