青森県のにんにく生産量は全国一で、国内の生産量の80%を占める。標高1000メートルを越える丘陵地帯にある青森県七戸町は、豊かな自然に囲まれた地域。夏場でも北東から吹く強い風(ヤマセ)の影響で気温が上がらず、冬の厳しい寒さで、年と通して冷涼な気候にあることから、農作物への虫による被害が少ないという利点がある。その気候をいかして「脱・農薬依存」を掲げて栽培された”にんにく”は、香り高く、みずみずしい自然の味わいが楽しめる最高級品。栽培されているニンニクの品種は真っ白で大粒の「福地ホワイト六片種」で、生産産地である福地村(現 南部町福地地区)と雪のように真っ白な色、ニンニクの表皮をむくと中は大粒のニンニクが六片に分かれることからこの名前がつけられた。濃厚な味と1片が大きいので、様々な料理で活躍するのはもちろん、油で素揚げして塩を振って食べても、ホクホク感が堪らないおいしさが味わえる。