青函トンネル入口広場は、青森県東津軽郡今別町に位置し、北海道と本州を結ぶ壮大な国家プロジェクト「青函トンネル」の本州側入口を間近に見学できる貴重な観光スポットです。世界有数の技術と長い歳月をかけて完成した海底トンネルの迫力と歴史を、現地で実感することができます。
青函トンネルは全長53.85キロメートルを誇る、世界屈指の長大海底トンネルです。この入口から津軽海峡の海底下を通り、北の大地・北海道へと続いています。トンネル入口上部には、当時の内閣総理大臣・中曽根康弘氏による題字「青函隧道」が掲げられており、国家的事業としての重みと歴史を感じさせます。
2015年春に整備された展望台からは、北海道新幹線が青函トンネルを出入りする様子を間近で見ることができます。高速で駆け抜ける新幹線の姿は迫力満点で、鉄道ファンはもちろん、家族連れや観光客にも人気の撮影スポットとなっています。
広場内には、北海道新幹線の開業を記念して建立された「トンネル神社」があります。ご神体として祀られているのは、青函トンネル本坑貫通時に掘り出された石で、「叶明神」として、困難を乗り越え願いが叶う象徴とされています。神社の脇には貫通石も展示され、工事の偉業を今に伝えています。
青函トンネル入口広場は無料で開放されており、青森の歴史と最先端技術の結晶を気軽に体感できる場所です。ただし、冬期間(12月〜3月)は積雪や凍結の影響により、道路通行止めやトイレ閉鎖が行われる場合がありますので、訪問前の確認をおすすめします。
壮大なスケールと人々の努力の結晶である青函トンネル。その玄関口に立つこの広場は、旅の途中にぜひ立ち寄りたい、学びと感動に満ちたスポットです。