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青森ねぶた祭

(あおもりねぶたまつり)

見て、踊って、東北三大祭り

青森市で開催される夏祭りで、東北三大祭りの一つとして知られています。この祭りの歴史は古く、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

8月2日から7日まで開催され、毎年200万人以上の観光客が訪れます。祭りは、1日の浅虫温泉花火大会と青い海公園特設ステージでの前夜祭から始まります。

2日と3日の夜は、子ども用の約15台のねぶたと大型のねぶたが運行され、4日から6日の夜は約20台の大型のねぶたが運行されます。

7日は、昼間にねぶたが運行され、夜は花火大会と優勝したねぶたの海上運行で幕を閉じます。

青森ねぶた祭りの起源は、かつて坂上田村麻呂が敵を油断させておびき寄せるために大燈籠・笛・太鼓を使っていたという伝説から来ているとされていました。

現在では、青森のねぶた祭りは、日本全国にある土着の七夕祭りや眠り流しの行事(禊祓い)が変化したものと考えられています。

ねぶた人形は、元々は竹を曲げて骨組みを作り、和紙に筆で描いていました。しかし、昭和30年代にねぶた師の北川啓三が針金を使って指を1本ずつ作り、複雑な造作のねぶたを作ったことで、ねぶたの表現に革命が起こりました。

当時は一部で反発があったものの、その表現力の高さからやがて主流となりました。北川は、ロウソクの内部の明かりを蛍光灯に替え、台座にバッテリーを載せることに成功し、芸術性と完成度を高めました。その結果、後に「ねぶたの神様」と評されるようになりました。

ねぶたの題材は、日本や中国の伝説や歴史上の人物、歌舞伎、神仏などが多いですが、近年は地元の伝説や偉人、テレビ番組(特にNHK・大河ドラマ)などが題材になることもあります。

Information

名称
青森ねぶた祭
(あおもりねぶたまつり)
リンク
公式サイト
住所
青森県青森市
電話番号
017-723-7211
開催期間
8月2日~7日
アクセス

青森市中心部・青森港
8/7の花火大会・海上運行

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