エーファクトリー(A-FACTORY)は、青森駅から徒歩約2分という抜群の立地にある、食と文化をテーマにした複合施設です。青森駅前のウォーターフロントエリアに位置し、目の前には陸奥湾、背後には青森ベイブリッジという開放的なロケーションが広がっています。ベイエリアに並ぶ六連の三角屋根が印象的な建物は、港町・青森らしさと洗練されたデザインを兼ね備え、訪れる人々をやさしく迎えてくれます。
エーファクトリーの建物は、その優れたデザイン性が評価され、2011年度グッドデザイン賞を受賞しています。木材を活かした温かみのある外観と、直線的でモダンなフォルムが調和し、青森ベイブリッジとの景観的な相性も抜群です。
特に夜間のライトアップは必見で、建物全体が柔らかな光に包まれ、昼間とは異なる幻想的な表情を見せてくれます。海辺の散策とあわせて楽しめば、青森の夜をより印象深いものにしてくれるでしょう。
館内に一歩足を踏み入れると、天井が高く開放感あふれる空間が広がります。1階のフードマルシェには、青森県ならではの魅力的な食品や土産物が数多く並び、見ているだけでも心が弾みます。
青森県産のりんごをはじめ、ホタテや嶽きみ(とうもろこし)など、地元の食材がスイーツや加工品、おつまみ、調味料として洗練されたデザインで販売されています。味だけでなく見た目にもこだわった商品が多く、つい手に取ってしまう魅力にあふれています。
エーファクトリーの大きな特徴の一つが、青森県産りんごを使ったシードル工房を併設している点です。工房では、りんごの搾汁から発酵までの製造工程をガラス越しに見学することができ、ものづくりの現場を身近に感じることができます。
2階にはシードルのテイスティングラウンジがあり、プリペイド式のテイスティングカードを購入すると、専用マシンから好みのシードルを少量ずつ試飲できます。りんごの品種や製法によって異なる香りや味わいを飲み比べながら、自分にぴったりの一本を見つける時間は、エーファクトリーならではの楽しみです。
気に入った銘柄は、1階のショップで購入できるため、テイスティング→購入という流れがおすすめです。
館内には飲食店も充実しており、青森県産食材を活かした料理やスイーツを気軽に楽しむことができます。ハンバーガーやオムライス、ガレットなどの食事メニューのほか、アップルパイやジェラートなど、ひと休みにぴったりのスイーツも人気です。
旅の途中で立ち寄って食事をするのはもちろん、列車や観光の合間にゆったり過ごす場所としても最適です。
毎年冬に開催される「あおもり灯りと紙のページェント」では、エーファクトリー周辺のベイエリアが幻想的な光に包まれます。ねぶたの技法を用いて制作された和紙のオブジェや、市民手作りの「雪だるま~る」がやさしく灯り、寒い季節の青森に温もりを添えます。
昼とは異なる静かで美しい風景は、写真撮影スポットとしても人気があります。
2020年4月には、「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」が弘前れんが倉庫美術館のカフェ・ショップ棟内にオープンしました。日本のシードル発祥の地ともいわれる弘前で、エーファクトリーが培ってきた10年以上の経験を活かし、りんごの個性を最大限に引き出したシードル造りが行われています。
その年限りの品種の組み合わせによる限定醸造も特徴で、「2Dry」はフジシードルチャレンジで最高賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
平成22年(2010年)12月にオープンしたエーファクトリーは、「工房」と「市場」を融合させた施設として、青森の産物と地域文化を発信し続けています。青森駅のすぐそばという立地から、観光のスタート地点や締めくくりにも最適です。
エーファクトリーは、食べて、見て、感じて楽しめる青森の魅力が凝縮された場所。青森を訪れた際には、ぜひ立ち寄り、ここでしか味わえない「アオモリ」を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか。