青森県立美術館

真っ白な外壁の凸凹な建築が広大な土地にそびえ立ちます。現代的で繊細なデザインは、隣の「三内丸山遺跡」からの着想を反映しています。

縄文時代とモダンが融合したユニークな空間で、地面が幾何学的に切り込まれています。入口には青い光を放つ木々が並び、“青森”を象徴しています。細部までこだわった建築美は見る者を魅了します。

奈良美智の世界と巨大な「あおもり犬」

青森県出身の世界的な画家、奈良美智の作品や高さ8.5メートルの巨大な「あおもり犬」が美術館の見どころです。穏やかな表情の真っ白な犬が八角形の空間で迎えてくれます。

アレコホール

マルク・シャガールが描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画も圧巻。約9メートル×15メートルの巨大絵画は、その迫力だけで心を打つでしょう。

四層吹き抜けのアレコホールという大空間に展示され、プーシキンの詩、ラフマニノフの音楽、巨匠レオニード・マシーンの振り付けによるバレエ「アレコ」の第1幕、第2幕、第4幕の背景画作品が一度に鑑賞できます。

可愛いカフェとおしゃれなおみやげ

美術館内には「4匹の猫」という可愛いカフェがあります。絵本仕立てのメニューなど、美術館ならではの演出が楽しめます。

明るい空間で、青森県産の食材を使ったランチやデザートを味わいましょう。また、ミュージアムショップではおしゃれなおみやげを探すことができます。独立したエントランスがあるため、美術館に入らずに直接訪れることもできます。