青森の有名な半島名をそのまま名にした自信作。2009年(平成21年)の春、青森市内の酒販売店5軒が集まり、地産地消をモットーに青森の地酒として発売した純米吟醸酒だ。青森県の酒造好適米「華想い」と世界遺産・白神山地の伏流水を使い、津軽杜氏(とうじ)によって仕込まれ、1860年に青森県・西海岸に創業した老舗酒蔵「青森 鯵ヶ沢 尾崎酒造」が醸造、まさに純青森産と言える。口に含むと華やかな香りが漂い、ドッシリとした米の旨みの後に引く波のように辛さが際立つ重厚でキレのあるタイプ。名前のとおり、日本海の荒波にもまれる力強い北の大地を感じる。青森市内5軒の酒屋集団「ち~む・五(ふぁいぶ)」のみで限定販売される稀少な逸品。