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下北半島・大間・恐山

下北半島、大間、恐山の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

下北半島 大間 恐山 観光ガイド

下北半島・大間・恐山の観光・旅行 Info

恐山

恐山菩提寺は、日本三大霊場のひとつであり、厳かな雰囲気に包まれています。
境内には温泉地獄と呼ばれる湯気が立ち上る場所があり、神秘的な景観を楽しめます。

併設の恐山温泉は参拝客向けの無料の共同浴場としても有名です。

大間

本州最北端の町大間崎は、絶景の岬として知られています。
晴れた日には、津軽海峡を挟んで北海道の函館方面を望むことができます。

大間マグロの水揚げ港としても有名で、新鮮なマグロを味わえる飲食店が多数あります。

仏ヶ浦

仏ヶ浦は、海食崖や奇岩が立ち並ぶ幻想的な景勝地。
遊覧船や遊歩道から眺める風景は圧巻です。

薬研温泉郷

下北半島の奥地にある薬研温泉は、静かで自然に囲まれた温泉地。
湯治場の雰囲気が残る温泉街は、心身ともにリフレッシュできるスポットです。

尻屋崎

尻屋崎灯台寒立馬の群れが有名なエリアです。
吹き抜ける風と青い海、放牧された馬たちの姿がのどかな風景を作り出します。

むつ市内

釜臥山展望台からは、むつ市街や陸奥湾を一望できます。夜景も美しく、観光客に人気です。
田名部神社など歴史ある神社も訪れる価値があります。

特徴的なポイント

下北半島の観光は、自然や霊場など神秘的な雰囲気が特徴です。
風景だけでなく、地元の海産物や温泉も旅の楽しみの一部として外せません。

下北半島・大間・恐山のグルメガイド

名産品・ローカルフード

大間マグロ

大間の本マグロは、言わずと知れた下北半島を代表する名産品です。
脂の乗ったトロは格別で、寿司や丼で楽しむのがおすすめです。

陸奥湾ホタテ

陸奥湾で養殖されるホタテは、ぷりぷりの食感と甘みが特徴です。
焼きホタテや刺身、炊き込みご飯など様々な料理で堪能できます。

下北ジビエ

下北半島では、シカ肉やイノシシ肉などのジビエ料理も注目されています。
臭みが少なく、ヘルシーな味わいです。

薬研温泉の山菜料理

山間部の薬研温泉郷では、旬の山菜を使った料理が豊富。
春の山菜天ぷらや、郷土料理のけの汁(根菜汁)などを味わえます。

人気のレストラン・食事処

大間漁港周辺の食事処

大間漁港周辺には、まぐろ料理専門店が多数あります。
行列のできるお店もあるので、早めの訪問がおすすめです。

むつ市内の居酒屋・食堂

むつ市には、新鮮な魚介を提供する居酒屋や、家庭的な郷土料理を楽しめる食堂が多くあります。

仏ヶ浦周辺のカフェ

仏ヶ浦近辺のカフェでは、美しい海の景色を眺めながら、地元の食材を使った軽食を楽しめます。

おすすめのお土産

大間マグロ加工品

大間マグロの缶詰や燻製は、お土産にぴったり。
地元の土産物店や道の駅で購入できます。

ホタテ・海産物加工品

陸奥湾のホタテの干物や珍味も人気のお土産です。
軽く炙ってお酒のお供にどうぞ。

下北半島限定のスイーツ

むつ市などでは、地元産のりんごやブルーベリーを使ったお菓子ソフトクリームもおすすめです。

特徴的なポイント

下北半島のグルメは、新鮮な海産物と山の幸が両方味わえるのが魅力。
さらに、地域の伝統的な食文化に触れられる食堂や温泉旅館での食事も、旅の楽しみです。

下北半島・大間・恐山の季節の祭り・イベント

大間の祭り

大間マグロ祭り

開催時期:例年10月頃
概要:大間の名産「本マグロ」の水揚げを祝うイベントです。
マグロの解体ショーや即売会、地元グルメ屋台などが並び、港町の活気を感じられます。

大間の花火大会

開催時期:夏(8月頃)
特徴:漁港の夜空を彩る花火大会。海と花火の美しいコントラストが魅力です。

恐山の祭り・行事

恐山大祭

開催時期:7月20日〜24日頃
内容:恐山菩提寺の例大祭。全国から多くの参拝者が集まり、霊場の神聖な雰囲気を体験できます。

恐山秋詣り

開催時期:10月頃
特徴:秋の紅葉に包まれた霊場で、静かにお参りをする「秋詣り」。
恐山ならではの厳かさが漂います。

むつ市・周辺の祭り

田名部まつり

開催時期:8月中旬
特徴:むつ市の田名部神社の例大祭で、豪華絢爛な山車が市内を練り歩きます。
迫力ある山車の曳き回しやお囃子の音色が響き渡り、地域の伝統を感じることができます。

薬研温泉郷の紅葉まつり

開催時期:10月頃
特徴:薬研渓流や温泉郷で開催される紅葉まつり。
旬の山菜料理や温泉で、秋の味覚と自然美を満喫できます。

特徴的なポイント

下北半島・大間・恐山の祭りやイベントは、大自然や漁港、霊場の歴史と結びついたものが多く、地域の文化や信仰を感じさせます。
特に恐山は日本三大霊場の一つで、イタコの口寄せなど独自の文化が根付いているのも特徴的です。

下北半島・大間・恐山の気温・天候

春(3月〜5月)

気温:3月はまだ寒く、日中の最高気温が5〜8℃程度。
4月からは徐々に暖かくなり、5月には15℃を超える日もあります。
特徴:春は雪解けが進み、桜の開花は4月下旬〜5月上旬頃。
まだ朝晩の冷え込みが強いので、服装に注意が必要です。

梅雨(6月〜7月中旬)

気温:日中は20℃前後まで上がりますが、朝晩はひんやりする日もあります。
特徴:太平洋側気候で、梅雨は本州太平洋側と比べてやや短め。
6月中旬〜7月中旬にかけて雨が多くなります。

夏(7月中旬〜8月)

気温:日中は25℃前後、朝晩は20℃を下回ることもあります。
特徴:海風が涼しく、本州の他の地域に比べると過ごしやすい気候です。
夜は肌寒いこともあるので、羽織るものを用意すると便利です。

秋(9月〜11月)

気温:9月は20℃前後ですが、10月には10℃台に下がります。
11月には朝晩に氷点下近くまで冷え込む日もあります。
特徴:紅葉が見頃となるのは10月中旬から。空気が澄んで風景が美しくなる時期です。

冬(12月〜2月)

気温:日中は0℃前後、夜間は氷点下の日が多くなります。
特徴:下北半島は積雪が多く、特に恐山や薬研渓流など山間部は雪深くなります。
海沿いでは雪が吹雪く日も多いので、冬の装備が必須です。

雨や台風などの特徴

雨:梅雨と秋の長雨の時期にまとまった雨が降ります。
夏場は局地的なにわか雨が見られることもあります。
台風:東北北部は台風の直撃は少ないものの、秋にかけて台風の影響を受けることがあります。
台風接近時は強風と高波に注意が必要です。

下北半島・大間・恐山へのアクセス

鉄道でのアクセス

青森駅・新青森駅から:
JR大湊線に乗車し、野辺地駅経由で大湊駅まで約2時間。
大湊駅からは下北交通バスまたはタクシーで恐山や大間方面へアクセスできます。

最寄り駅

下北駅:下北半島観光の拠点となる駅です。
大湊駅:恐山や大間に近く、観光客も多い駅です。

車でのアクセス

青森市から:青森自動車道と国道279号線経由で約2〜3時間。
八戸市から:八戸自動車道と国道279号線経由で約2〜3時間。
冬季:冬季は積雪や凍結があるため、スタッドレスタイヤの装備が必須です。

バスでのアクセス

下北交通が運行する路線バスが、大湊駅から恐山、大間崎など主要観光地を結んでいます。
便数が限られているため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

フェリーでのアクセス

函館〜大間フェリー:
函館港から大間港まで津軽海峡フェリーが運航しており、所要時間は約90分。
大間港からは車やバスで下北半島の観光地へ移動できます。

空港からのアクセス

青森空港:青森市内まで空港連絡バスで約35分。
そこから鉄道やレンタカーで下北半島へ向かいます。

特徴的な事柄

下北半島は公共交通機関の便が限られているため、レンタカーでの移動がおすすめです。
特に恐山や大間などの観光スポットはアクセスしにくいため、車があると便利です。

下北半島・大間・恐山の移動手段

バス

下北交通が運行する路線バスが地域内の主要観光地を結んでいます。
特に、大湊駅から恐山や大間崎行きのバスが便利です。
ただし本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。

恐山・大間方面バス

恐山線:大湊駅から恐山へ直通のバスが運行されます(季節運行の場合もあるため注意)。
大間線:大湊駅・下北駅から大間崎へ向かうバスです。

レンタカー・自家用車

下北半島の観光地は広範囲に点在しているため、レンタカーや自家用車での移動が最も便利です。
下北駅や大湊駅周辺、青森市内などでレンタカーを借りることができます。

冬季の注意

冬季の道路状況:積雪や凍結が多いため、スタッドレスタイヤの装着や慎重な運転が必要です。

タクシー

駅や宿泊施設などからタクシーを利用できます。
公共交通機関が運行していない時間帯や場所では、タクシーが重宝されます。

徒歩・サイクリング

観光スポット間の徒歩散策や、海岸線沿いを楽しむサイクリングも可能です。
ただし距離があるため、短い区間での散策が向いています。

特徴的な事柄

下北半島では、公共交通機関の便が少ないことが多いです。
特に恐山など山岳地帯はバスの運行期間が限られているため、レンタカーやタクシーを活用すると快適に観光できます。

下北半島・大間・恐山の観光コース

モデルコース①:神秘と絶景を巡る1日コース

午前:恐山の荘厳な世界

恐山菩提寺を参拝し、硫黄の香りが漂う霊場を散策。
宇曽利山湖(うそりやまこ)を眺めながら、地獄と極楽を象徴する風景を体験します。

昼食:下北グルメを堪能

恐山近辺の食堂や下北駅周辺の地元食材を使った定食でランチを楽しみます。

午後:大間崎へ

本州最北端の地・大間崎へ移動。
絶景の海を眺めながら、記念碑やマグロ一本釣りのモニュメントを見学します。

夕方:温泉で癒し

下風呂温泉や大間温泉などの温泉地に立ち寄り、旅の疲れを癒します。

モデルコース②:下北半島の自然と歴史を巡る2日間コース

1日目:大間・佐井村の絶景ドライブ

大間崎で本州最北端を満喫した後、願掛岩仏ヶ浦を訪ねるドライブコースへ。
途中、地元漁師の食堂で新鮮な海の幸を味わうのもおすすめです。

2日目:恐山・薬研渓谷のパワースポット巡り

早朝、恐山で神秘的な空気を体感。
その後、薬研温泉郷へ移動し、薬研渓谷の自然散策を楽しみます。
清流と渓谷の景観は四季折々の美しさを感じられます。

特徴的な事柄

下北半島は観光スポットが広範囲に点在しているため、レンタカーを利用すると効率的に回れます。
また、冬季は雪道の運転に注意が必要です。

おすすめのポイント

1. 地元グルメ

大間の本マグロや下北の海鮮丼、恐山周辺の山菜料理なども見逃せません。

2. 絶景スポット

仏ヶ浦の神秘的な海蝕地形や、大間崎の雄大な海原は必見です。

3. スピリチュアル体験

恐山は日本三大霊場の一つとして、神秘的な雰囲気を持つ特別な場所です。

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