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崇徳寺 恐山ビール

(そうとくじ おそれざん)

お寺の湧き水を使って醸した地ビール

恐山ビールは、青森県の霊場・恐山山系の裾野に門を構える梅香山 崇徳寺で造られている珍しい地ビールです。寺の境内に古くから湧き続けている豊富な天然水を仕込み水として使用し、境内で醸造されています。

日本では珍しい寺院で造られるビールとして知られており、ヨーロッパの修道院で造られるトラピストビールを思わせる独自の背景を持っています。お寺の境内に湧く天然水と、住職の手による丁寧な醸造から生まれる、地域ならではの地ビールです。

古くから湧き続ける崇徳寺の天然水

恐山ビールの大きな特徴は、崇徳寺の境内から湧き出る天然水を使用していることです。境内には古くからこんこんと湧き続ける湧き水があり、霊水とも呼べるほど大切にされてきました。

この豊かな湧き水をビール造りに活用することで、恐山の自然と寺院の歴史を感じられる地ビールに仕上げています。一般的な地ビールとは異なり、寺の境内に湧く水そのものが醸造の大切な素材となっている点が、恐山ビールならではの魅力です。

住職が一人で手がける珍しいビール

恐山ビールは、崇徳寺の住職が一人で製造しているというユニークなビールです。寺院の住職が自ら醸造を手がけることから、一般的なビールとはひと味違った物語性があります。

霊場・恐山の山系を背景に、境内に湧く天然水を使い、住職自らが醸造する。こうした環境で造られることそのものが、恐山ビールの大きな個性となっています。地域の風土と寺院の文化が一つのビールに凝縮された、興味深い地元の味です。

瓶の中でじっくり進む「二次発酵」

製法にも特徴があり、ビール酵母を生きたまま瓶詰めし、ボトル内で二次発酵させる方法が採用されています。瓶詰めした後も酵母が働くことで、通常のビールとは異なる味わいや香りを楽しめます。

こうした製法は、ヨーロッパの伝統的なビールにも見られるものです。恐山ビールでは、地ビールらしい個性的な味わいを生かしながら、瓶内でゆっくりと発酵を進めています。

酸味とフルーティーな風味が魅力

恐山ビールは、地ビール特有の酸味を残しながら、フルーティーな味わいに仕上げられています。一般的なビールとは異なる個性的な風味があり、口に含むと爽やかな酸味と果実を思わせる香りが広がります。

ビール本来の発酵による風味を楽しみながら、比較的軽やかでフルーティーな味わいを感じられるのが特徴です。瓶内二次発酵による独特の味わいも含め、一般的なビールとは違った一杯を楽しみたい人に注目される地ビールです。

恐山の自然と寺院文化から生まれた地ビール

崇徳寺の恐山ビールは、単なるご当地ビールではなく、恐山の自然と寺院の文化、そして住職の手仕事が結びついて生まれた個性的な地ビールです。

古くから境内に湧き続ける天然水を使い、住職が一人で醸造し、生きたビール酵母を瓶に残して二次発酵させる。こうしたこだわりによって、地ビールならではの酸味とフルーティーな味わいを楽しめる一本に仕上げています。

恐山を訪れた際には、霊場そのものの歴史や自然だけでなく、その土地の水を生かして造られる「恐山ビール」にも注目してみると、恐山のもう一つの魅力に出会えるでしょう。

Information

名称
崇徳寺 恐山ビール
(そうとくじ おそれざん)

下北半島・大間・恐山

青森県