道の駅しちのへは、国道4号線沿いに位置し、東北新幹線・七戸十和田駅から徒歩約5分とアクセスも良好な道の駅です。道路情報や観光案内の提供に加え、産直施設や物産館、花き展示館、秋まつりの雰囲気を楽しめる山車展示館など、多彩な施設を備え、七戸町の文化と魅力を発信する拠点となっています。
物産館では、七戸町自慢の銘菓、地酒「駒泉」、伝統工芸品の南部小絵馬など、さまざまなお土産品が並びます。さらに各地の人気商品も取り扱っており、県内屈指の品揃えとして多くの観光客に親しまれています。併設のレストラン絵馬では、名物の馬肉ラーメンや南部地方の郷土料理「けいらん」など、地元ならではの味を楽しむことができます。
産直七彩館では、七戸町の生産者が手掛ける新鮮な野菜や果物、山菜、特産品のにんにくや長いもなどが豊富に並びます。黒にんにくや漬物など加工品も人気で、館内ではそば餅や手打ちそばなどの食事も可能です。季節ごとに変わる旬の味覚に出会えるのも魅力です。
七戸町は八甲田連峰の自然に恵まれ、花木や山野草が豊富な地域です。花き展示館では、切り花や苗木、東八甲田ローズカントリーのアレンジメントなど、地元産の美しい花々を手頃な価格で購入できます。家庭用から贈答用まで幅広く利用されています。
道路・観光情報館には、温水洗浄便座付きトイレ、多機能トイレ、授乳室が完備され、快適に利用できる休憩スペースとなっています。24時間開館しており、観光パンフレットや道路情報も提供されているため、旅の立ち寄りに最適です。
七戸町を代表する秋の一大行事「しちのへ秋まつり」で実際に運行された勇壮な山車を展示しています。お囃子の音色を聞きながら、祭りの迫力と雰囲気を感じることができる人気施設です。開館期間は4月〜11月で、季節限定の楽しみとなっています。
道の駅に併設された鷹山宇一記念美術館では、七戸町出身の洋画家・鷹山宇一を中心に、町ゆかりの芸術作品を鑑賞できます。幻想的で透明感あふれる鷹山画伯の世界観に触れられるほか、文化財の南部小絵馬も展示され、芸術と歴史の両面から七戸を楽しむことができます。
道の駅しちのへは、買い物・食事・観光・文化体験が一度に楽しめる、七戸町ならではの魅力が詰まった施設です。旅の途中の休憩に訪れるだけでなく、目的地としてゆっくり過ごすのにもおすすめです。